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動画でアンサンブル?リモート合奏のやり方(準備編)|ライアー二人で動画コラボ!01

リモート合奏って?どうやるの?

リモート合奏、オンライン合奏、ってなぁに?離れた仲間と一緒に曲を演奏して、合成している動画、見たことありませんか?そういう動画のことです。

リモート=遠隔、オンライン=インターネット上で…というような意味があります。リモートアンサンブル、テレワーク合奏、リモート演奏、コラボレーション動画…いろんなニュアンスがあります。

先日、Friendsの花音ちゃんと初めてリモート合奏なるものをやったので、体験談とともにやりかたのコツを紹介していきます。

どんな楽器でも通ずることもありますし、ライアーならではの苦悩もありましたので、それぞれのお好みで参考にしてくださると嬉しいです。準備編~まとめ編まで全4回に分けて投稿する予定です。

今回は、「準備編」です。

演奏した曲「心が叫びだす~あなたの名前呼ぶよ」

今回やったのは「心が叫びたがってるんだ」という映画の「心が叫びだす~あなたの名前呼ぶよ」という曲です。わかりにくいタイトルですが、2つの曲が1曲になっているのでこんなタイトルです。

もとの曲はこちら。心が叫びだす(悲愴)とあなたの名前呼ぶよ(OverTheRainbow)という曲は、それぞれ有名な曲に歌詞を付けたもの。

流れと連絡の取り方

今回は、まずコラボしようよ~となり、その後曲を決めました。曲決めは、とてもすんなり。もともと同じ楽器をもつ花音ちゃんと弾けたら良いなぁと私が勝手に妄想していた曲をやりたい!と言ったら花音ちゃんがOKしてくれた感じです。

私と花音ちゃんは一度だけ会ったことがありますが、基本的にはブログやyoutubeでのコメントのやりとりやインスタで繋がっている仲です。なので、今回のコラボをきっかけに連絡先を交換しました。

主なやりとりはLINE。おしゃべりするような感じでトークしたり、弾いてみた動画を送ってみたり。楽譜のシェアはGmail。始めにこれらをInstagramのメッセージ機能(1対1で他人に見られずにメッセージを送り合える機能)で交換しました。

そして、しっかりした動画や画像はSendAnywhereというアプリ(PC用にHP版もあり)で送り合いました。これは、画質等を落とさずに無料でファイルを送れるものです。

楽譜探し…そしてパートを決める。

楽譜はどちらかが持っている訳ではなかったので、今回はいろいろ探してyoutubeより入手しました。お互いあまり音楽の経験が豊富なわけではないので、youtubeになっていると曲のイメージをシェアしやすかったです。

そして、パート決め。こんな風に決めていいの?って位、適当に決めました!私はト音記号の楽譜だとある程度読めるのですが、ヘ音記号の楽譜だとフリガナを振らないと読めません。あなたの名前呼ぶよ(Over~)パートのみト音記号表示だったので、優しい花音ちゃんが譲ってくれました(笑)

曲の難しさに絶望。そして移調を決意。

ここから、どう弾いていくかを決めていきます。楽譜を画像でお出しすることはできないので、入手元のyoutubeを貼り付けておきます。

この曲はもともと♭が4つ付いています。ライアー奏者さんならこの絶望がわかると思いますが、♭って裏の弦。ほぼ左手で弾くし、同時に何個も弾きづらいのです。

そして、移調を決意。これは自然な流れで、2人の気持ちが同じで良かったです。入手した楽譜を花音ちゃんが楽譜ソフトに打ち込んで、様々なパターンの移調を動画にして聞かせてくれました。その中からしっくりくる♭が一つの調にすることに。(何長調かわからなくてすみません。。。)

さらに、youtubeのサムネイル右上を見てください。下のパートの鬼畜さ!4連符なんてライアーに不向きすぎる!このあと5連符もでてきます。。。

そして、この楽譜は2人のパートが途中で入れ替わったりしている楽譜だったので、今回は最終的に別の楽譜を採用しました。うまくいかないときに、他の方法を試してみることは大切です。

アレンジの流れ。それぞれ練習して、ざっと合わせて確認。

アレンジはそれぞれ自分のパートを自分でやりました。ライアーとう楽器はどうしてもアレンジが必要(ライアー専用の楽譜が少ないので、ピアノ譜などをアレンジして使うことが多いため)ですが、他の楽器でしたら、そのまま楽譜通りにして問題ないかもしれません。

それぞれアレンジをして、片方が(今回は私)先にざっと録音(スマホのカメラで動画撮っただけです)したものをまず送ります。それにあわせてもう一人が弾いてみて、音を重ねたものを録画します。2人分の音が合わさったものを聴いてみて、ここは良いとか変えようとか考えました。

重ねる方(2人目)を担当する人は、スマホやiPadなど、少なくとも2台必要です。iPadでもらった動画を再生しつつ、それにあわせて演奏を重ねたものをスマホで録画する…というイメージです。ただ、これは楽譜やアレンジを決めるための仮撮りなので、しっかり動画編集ができなくてもかまいません。

アレンジが決まれば、それぞれしっかり本番用の練習をします。そして、本番の撮影です。ここからは「撮影編」になりますので、次の記事で紹介しますね。

まとめ(準備編)

・曲決めや楽譜選びには、YouTubeなどでイメージを共有することが大切。

・連絡方法はLINEとGmailをInstagramにて交換。しっかりしたファイルを送るにはSendAnywhereが便利。

・完成版を撮影する前に一度合わせてみる(仮撮り)。イメージをシェアしてアレンジをしっかり決めてから撮影用の練習をする。

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