この記事ではMuseScoreのスコア(楽譜)そのものの設定方法ついて紹介します。具体的には、音部記号・調号・拍子の追加や編集方法、小節数の増減やレイアウトについて学ぶことができます。
この記事では前回に引き続き、実際に「大きな古時計」の楽譜を作りながら行います。前回までのデータがない人は下記のダウンロードから手に入ります。
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今回の完成イメージ
今回は楽譜に【ヘ音記号を入れてト音記号に戻す】、【ト長調の追加】、【3/4から4/4拍子に変更】、【小節数を32から17へ変更】、【8小節で改行】の操作が加わっています。
ここまでスコアのセッティングが終われば音符の入力ができるようになりますね!
実際にMuseScoreで練習してみよう
それでは1つずつ練習してきましょう!今回の操作はすべて選択モードで行います。
選択モードになっているかは、左上の【Nのような記号】が青くなっていないか確認してください(青色は音符入力モード)。もし違っていたら、【Nのような記号】をクリックするか【Nキー】を押して、選択モードに切り替えてください。
今回はここまでです。
音部記号・調号・拍子・小節について紹介しましたが、パレットにある機能の使い方は基本的に全部同じなので、後は必要なものを必要な時に追加してみてください。
ポイントは【選択モード】で作業することです。
次回からはいよいよ音符を入力していきます。