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私とライアーの出会い ―ちよひこ編―

Friendsにたくさんの方が参加してくださり、それぞれの方のライアーとの出会いを知れてすごいなぁおもしろいなぁ…運命というか巡りあわせを感じたりしています。

そう、私の出会いは記事にしよう…!と思っていましたが、すっかり忘れていました~!長くなっちゃいそうですが、自己紹介の1つとして記事にさせていただきます♪

初めてライアーを知ったのは、あてもなく散歩していた時

2018年。私は体調的にも精神的にも人生のどん底…という日々で、体質改善のために運動をしていました。ウォーキングで近所を歩き尽くして、少し離れたところまで歩いてみたところ、ライアーの工房「アフロディーテの竪琴」のお店を見つけたのでした。

お散歩と言っても寄り道しつつ、片道1時間とかそんなくらい?気軽に歩ける距離ではないのです。いろんなお店や初めてみるものもあるのに、なぜか工房にとても惹かれたのを覚えています。

気になって中を覗いてみると、小さなハープのような見たことのない楽器やギターがいくつか置いてありました。だけど、中には誰もいなくて気軽に入る勇気もなく、その時は「ライアー・竪琴」っていう名前の楽器なんだと覚えただけで、家に帰ったのです。

地域のイベントで初めてライアーを聴きに行く

2018年の秋。音楽や芸術やスクール…コーヒーからアルパカから巻きずし、畑、花火、ウクレレ…いろんなものに触れ合ったり体験したりできる地域のイベントがありました。

その中で、『シフォンケーキを食べながら竪琴を聴いたり触ったりできる会』(正式名称は違ったと思いますが)があるのを見つけて「あーーーっ!あの時気になった楽器だ!工房だ!」と、すぐさま申し込みをしたのを覚えています。

ここで、friendsに参加してくださっている安達摩澄さん、花草さとみさん、椿 鈴音さんの演奏で、初めてライアーの音色を聴くことになるのです。

キラキラして、でもとっても優しいライアーの音色。暖かく響く音がとても綺麗で感動…!素敵なを聴くことができたり、窓越しにしか見れなかった楽器を間近でみたり、触らせてもらったり、あっという間の時間でした。

憧れのハープ 夢に描いていたギター

私はずっとハープに憧れがあったけれど、ハープってとても大きいし、手にマメができたりして、そんなにガチでやりたいわけじゃないなぁ。千と千尋の神隠しの「いつも何度でも」で、ぽろんぽろんと歌いながら弾く感じが好きだなぁ。そんな風に思っていました(その頃はこの曲をハープで弾いているイメージでした)。

そして、結婚とかするずーっと前の私のあこがれの1つに「妊婦さんになったらギターを弾く♪習う♪」というものがありました。それ、ライアーの方が素敵♡と何年も思ってた憧れを一瞬で塗り替えた程、ライアーの音色は心地よく、この楽器と日々を過ごしたいなと強く思ったのでした。

時間的にも金銭的にも余裕があるわけでもないし、新しい習い事を探していたわけでもありません。だけど、「ライアー、めっちゃやりたい!!!」と強く思ったのです。

まさかの習い事 お試しレンタルでスタート

アフロディーテの竪琴にはカルチャー教室も併設されていて、ライアーを習うことができるのです。しかも、楽器をレンタルすると家まで持って帰って練習できるという…!

季節はは冬になり、主人が冬のボーナスで何か欲しいものがある?と聞いてくれたので、私は「ライアーやってみたい」と伝え、期間限定で習えることになりました。

ライアーは高価なので、いきなり買う勇気もありません。まずは楽器レンタルの3か月やってみて、本当に続けたかったら続ける方法を考えよう、そんな感じでした。

初めて自分で弾くライアーの音色は、演奏を聴くのとはまた違う感動がありました。ただ弦を撫でたり、教本の中から簡単な曲を練習したり。キラキラ光る弦、音色。どんよりした日々を明るく照らしてくれる光でした。

そして、マイライアーを迎える

2019年1月。お試しでレッスンに通ったり、家で弾いたりしてどんどんライアーが好きになる日々。家でプレゼンなんかもして、めでたくライアーを続けられることになりました。

そんな中、工房でエッグちゃんというモデルが売り出されていました。普段は在庫がない商品(当時)だし、オプションや色合いが私の好みで、ぜひお迎えしたくて見つけたその日に仕事帰りの主人とともに買いに行きました。

初めての相棒。ライアーという楽器と日々を過ごせる喜び。毎日いろんなことを思う中で、ライアーを弾いている時間は癒しであり、尊いものでした。当時の家の向かいに緑地があって、家で弾いたり、たまーに森弾いたりしていました。

娘を授かり 夢を叶える

そして、娘を授かり「妊婦さんになったらライアーを弾く」という夢がひとつ叶うのでした。ちょうど教本に「ゆりかごの歌」が載っていて、よく弾いていたのを覚えています。

2019年9月。娘が生まれてからはゆっくり弾ける時間が減ってしまいましたが、寝ているときにライアーを弾くと日々の疲れや慌ただしさから解放されるようでした。

新たな相棒 ラパンモデル

そして、2021年新たな相棒を迎えることに。お店で下取りをしてもらえるので、今までの相棒エッグちゃんとはお別れです。そして、せっかくなのでわがままを言ってサウンドホールを自分でデザインさせてもらうことに。

作りたいデザインはうさぎと三日月のイメージだけど、本来のエンジェルというイメージを壊さないように。工房の方と話している中で、「せっかくなら自分で彫ってみたら?」という提案をしていただいたので、練習をしてから自分で彫らせていただきました。

緊張でドッキドキだったけど、少しずつ出来上がっていくのが嬉しくて楽しくて。とても良い経験をさせてもらったことに感謝です。

デザインから完成までは自分のブログの方に書いているので、もしよかったら見てくださいね。

これからも ライアーとともに

いつになっても初めて出会った感動は忘れたくないなぁと思うほど、私とライアーとの出会いは素敵なものでした。そして、ライアーに関わっている方って本当に穏やかで優しい方ばかりで、そんな方々とこのHPを通じで関われたことにも感謝です。

キラキラした気持ちも穏やかな気持ちも、ライアーを弾いているといろんな気持ちになります。弾き方も人生もそれぞれなのに、ライアーってとても寄り添ってくれる楽器だなぁと感じます。おばぁちゃんになっても弾き続けたいなぁ…♡

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