ライアーを始める前に、知っておいてほしい5つのことをまとめてみました。
1.ライアーとライアーハープは違うということ
よかったらAmazonで「ライアー 楽器」などで検索してみてください。いっぱい出てきます。そして結構安いじゃんと思うかもしれません。
でも、そこにライアーはありません。
ライアーハープという楽器は、ライアーのルーツでもなければハープでもないそうです。
ライアーとライアーハープでは3つの注意すべき違いがあります。
1つ目は、弦の張り方です。ライアーの弦は2段になっており、右手で弾く表側の弦が白鍵、左手で弾く裏側の弦が黒鍵になっています。ライアーハープは1段しかないので、左手(黒鍵)を使う曲の場合、弾き方が異なってしまいます。
2つ目は、ライアーは抱えて弾くときに、自分側が高音、向こう側が低音になっていますが、ライアーハープは反対になっているものも売っているので、購入の際に注意が必要です。
3つ目は、値段です。正直ライアーは安いとは言えません。ライアーハープは数千円で買えるのが1番の魅力だと思います。
また、数千円で買えるライアーハープも、種類がありすぎて選べません。そんな人のために、ライアーハープを購入してレビューもしていこうと思います。
2.ライアーの価格は数万円~百万円を超えるものもあること
入門的な10弦前後のライアーだと、だいたい5~10万円くらいです。
本格的に曲を弾こうと思うと30後半から40弦以上あるようなライアーが必要になってきます。そうなると、安くても20万円近くの値段がしますが、ライアー奏者の方たち(趣味でやっている人も含めて)は30万円~のものを購入している方が多いです。
金額は人によって価値観が異なりますが、私は「安くはないけど、それ以上の価値がある」と思います。
最後に、ライアーを作っている工房さんのリンクをいくつか紹介します。価格も表示されているので参考にしてください。
中堅的な価格のライアーを購入しても、買い替えるときに工房さんによっては下取りしてくれるところもあるので、問い合わせてみるといいかもしれないですね!
3.ライアーの弦はピアノみたいな配置であること
これは、ライアーに親しみやすい大きな理由だと思います。
ギターのコードとかって、正直慣れるまでちょっと大変ですよね。
ライアーは、ピアノと同じように白鍵と黒鍵の弦が配置されています(向きは逆ですが)。ライアーハープとの比較でふれたように、ライアーの弦は2段に張ってあり、表側が白鍵、裏側が黒鍵になっています。
しかも、吹奏楽やバイオリンのようにまず音を出すことが難しい楽器とは違い、触れば音がでます。なので、買ってすぐに、ドレミの歌とかカエルの歌とか頭の中にドレミが入っているような曲が弾けちゃいます。
もちろんきれいに弾くには細かい弾き方(ライアーは弦を撫でて弾くんですよ♪)とかも必要ですが、やっぱりなんでもいいので楽器を買ったら曲を弾きたいですよね!それができちゃうのがとってもいいところだと思います。
4.ライアーの大きさ・重さなどサイズ感のこと
ライアーの大きさやサイズ感は、YouTubeなどの動画を見てもらえばなんとなくわかると思いますが、膝の上にのせて抱えて弾くようなイメージです。
立って弾くことはちょっと難しいかなと思いますが、椅子に座ってでも、床に座ってでも、何なら森の中の大きな石の上に座ってでも弾けます。
ちなみに重さはだいたい3~4kgくらいで、ケースなんかと合わせると~8kgくらいです。ちょっと重たいですが、小柄な女性でもどこでも持ち運べるくらいというのもいいですね!
5.ライアーの音色は人生を変えてくれるということ
そして、やっぱりライアーを始める前に知っておいてほしいこと。それは「ライアーの音色は人生を変えてくれるということ」です。
私自身の話は、また別のところで詳しく書きますので、興味があれば覗いてみてください。
でも、きっとライアー奏者の方たちも、ひとりひとりライアーとの出会いと物語があって、きっとどれも素敵なものなんだろうなぁと思います。
ライアーを始める前に、知っておいてほしい5つのことの紹介でした。いろんな情報が本サイトにはまとまっているので、ぜひいろいろと覗いてみてください。
また、質問などあればLINEやMailで可能です!お気軽に相談ください。