Introduction

ライアー(Leier/Lyre)ってどんな楽器?まずはライアーを知ろう。

ライアーにきっと興味を持たれてこのページを見てくれたのかと思います。ライアーに興味がある、これから始めてみたいという人のために、いろいろとまとめていきます。

ライアーってこんな楽器

さて、まずはライアーという楽器の紹介です。

ライアーは1926年(昭和元年!)に生まれたばかりのまだ新しい楽器です。ギリシャ神話に出てくる竪琴(たてごと)が進化して今のライアーになったように思いますが、実は違うようです。

今の私たちが演奏しているライアーは、ルドルフ・シュタイナーという方の人智学に影響を受けたドイツ人のエドモンド・プラハトとローター・ゲルトナーという方が生み出しました。

(シュタイナーの人智学はライアーを語るにはとても大切なのですが、とても奥が深く、私には語れるようなものではありませんので興味のある方はぜひ関連の本など読んでみてくださいね)

木の枠に金属の弦が張られていて、ライアーは大きいものでも抱えて弾けるような大きさをしています。指の腹で弦を撫でるようにして演奏します。

ライアーの音色はとても優しく深く、透明で心に響きます。その音色の美しさから音楽療法にも用いられてきました。

ライアーはドイツ語で「Leier」、英語では「Lyre」とも呼ばれます。日本ではライアー、竪琴(たてごと)と呼ばれることが多いですが、リラ、ライアとも呼ばれています。

日本では、スタジオジブリの映画「千と千尋の神隠し」の主題歌「いつも何度でも」の演奏に使われたことで有名になりました。

ライアーの演奏人口が世界で最も多い国は、なんと日本なんです。

ライアーとライアーハープの違い

ライアーの弦はピアノに例えると白い鍵盤(白鍵)の音が表側に並んでおり、黒い鍵盤(黒鍵)の音が裏側に並んでいます。主に表の弦は右手で弾き、裏の弦は左手で弾きます。

一方、ライアーハープは黒鍵の音がないものが多く、#がついた音(半音)が演奏できないことが多いです。

また、ライアーと小型のライアーハープでは弦の並び方が違います。ライアーハープは自分に近い弦ほど低い音になりますが、ライアーは反対に、自分に近い弦が高い音になっています。

ライアーもライアーハープも同じもののように思われてしまうことがたびたびありますが、このように別物なんです。

ネットショップなどを見ると、数千円からライアーハープというものが売られていますが、物によって弦の並び方が違うので注意が必要です。

また、ネットショップで売られているライアーハープはどこで作られているかわからないものばかりでメンテナンスをしてもらえるところを探すのが大変な上、チューニングがなかなか合わないなどの声もよく聞きます。

ただ、お手頃な価格ですので、このようなことを踏まえてライアーとは別の物として楽しまれるのはありかもしれませんね。

このHPはライアー大好き管理人が運営していますのでライアーハープに関してはあまりお伝えできませんが、ライアーのことをたくさん知ってもらえると嬉しいです。

ライアーの美しい音色

ギターやピアノなどのチューニングは440Hzで行われることが多いのですが、ライアーは432Hzで調音されています。音楽療法の創始者の方が癒しのピッチとして普及されたのが理由のようです。

チューニングのお話は少し難しいかもしれません。イメージとしては440Hzと432Hzでそれぞれラの音をチューニングした場合、同じラでも432Hzでチューニングしたドの音の方が少し低めの音になります。

よかったら以下にライアーの演奏をまとめてあるので、音を楽しんでみてください。

もっとライアーが知りたい

もっともっとライアーが知りたいって人、なかなかみんなの要望すべてをブログにするのは難しいです。なので、気軽にLINEでお話しできるようにしました!

よかったら下記のリンクからぜひ声かけてください。どんなことでも大丈夫です。ライアーに興味がある方と繋がるのがこのホームページの目的ですので。

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